NHK Eテレ『心おどる あの人の本棚』に出演する、校正者の牟田都子さん。
番組を見て、
「この校正者の女性は誰?」
「牟田都子って、なんて読むの?」
と気になった方もいるのではないでしょうか。
牟田都子さんの名前の読み方は、「むた・さとこ」です。
牟田さんについて調べてみると、もともとは図書館員として働いており、30歳を目前にして校正の世界へ進んだという経歴の持ち主でした。
しかも驚いたのが、父親も母親も校正・校閲の仕事に携わっていたということ。
さらに、夫も校正者なのだそうです!
まさに「校正一家」ともいえそうな牟田都子さんですが、なぜ最初から校正者にはならず、図書館員の道を選んだのでしょうか。
これまでの経歴や家族、そして「そもそも校正者って何をする人?校閲とは違うの?」という疑問についても調べてみました。
この記事でわかること
- 『心おどる』に出演する牟田都子さんは何者?
- 牟田都子さんの名前の読み方・年齢などプロフィール
- 図書館員から校正者になるまでの経歴
- 両親も校正者というのは本当?
- 夫も校正者?
- 校正と校閲の違い
牟田都子は何者?名前の読み方やプロフィール
牟田都子さんは、書籍や雑誌などの校正を行っている校正者です。
名前は「牟田都子(むた・さとこ)」と読みます。
「都子」で「さとこ」と読むのは、初めて名前を見た人には少し難しいかもしれませんね。
牟田さんは1977年、東京都生まれ。
2026年現在、誕生日を迎えていれば49歳、まだであれば48歳になります。
大学卒業後は図書館に勤務し、その後、出版社の校閲部を経て、現在はフリーランスの校正者として活動しています。
これまでに担当した書籍は200冊以上。
自身も『文にあたる』などの著書を出版しています。
なお、大学を卒業していることはプロフィールなどで確認できますが、出身大学名については公表されている情報を確認できませんでした。
牟田都子は図書館員から校正者へ!異色の経歴
現在は校正者として活躍している牟田都子さんですが、意外にも、最初から校正の仕事を目指していたわけではありませんでした。
大学卒業後は図書館員として勤務

牟田さんは大学卒業後、図書館で働いていました。
過去のインタビューでは、司書として勤務していたことも明かしています。
本や言葉に関わる仕事という点では現在の校正にも通じるところがありますが、この時点では校正者になることを目指していたわけではなかったようです。
20代後半で図書館を退職し、その後はいくつか別の仕事も経験しています。
「親と同じ仕事には就きたくない」と思っていた
実は牟田さんにとって、校正は子どものころから身近にある仕事でした。
というのも、両親がともに校正・校閲の仕事に携わっていたからです。
しかし牟田さん自身は若いころ、
「親と同じ仕事には就きたくない」
と思っていたのだそう。
そのため、大学卒業後も両親と同じ校正の道には進まず、図書館員として働いていました。
ところが、30歳を目前にして、その状況が変わります。
30歳目前で父のすすめから校正の世界へ
図書館を辞め、その後の仕事について考えていたころ、牟田さんに校正の仕事を勧めたのが父親でした。
父親の紹介をきっかけに、牟田さんは講談社の校閲部で業務委託として働き始めます。
2008年ごろから約10年間、校閲部で経験を積みました。
仕事を続けるうちに社外の編集者から直接仕事を依頼されることも増え、会社での仕事との両立が難しくなったことから、2018年にフリーランスの校正者として独立。
現在まで書籍や雑誌など、数多くの文章に携わっています。
「親と同じ仕事には就きたくない」と思っていた牟田さんが、最終的には父親のすすめをきっかけに校正の世界へ。
遠回りしたようにも見えますが、図書館員として本に囲まれて働いた経験も、現在につながっているのかもしれませんね。
牟田都子の両親も校正者!実は夫まで校正者
牟田都子さんの経歴を調べていて特に驚いたのが、家族です。
父親は講談社の校閲部で勤務しており、定年後も校正の仕事を続けていました。
そして、母親も若いころに同じ仕事をしていたそうです。
つまり、牟田さんは両親ともに校正・校閲に関わる家庭で育ったということになります。
さらに驚くことに、夫も校正者です。
牟田さんと夫は出版社の校閲部で出会ったそうで、まさに家族そろって校正に縁があるんですね。

家でちょっと言葉を間違えたら、家族みんなから指摘されそう……!(笑)
夫婦には、校正以外にも共通点があります。
二人ともマラソンをしており、牟田さんは過去のインタビューで、マラソンも校正も一人でコツコツ取り組むことが苦にならないという共通点について語っています。
そう考えると、校正という仕事そのものが牟田さんの性格にも合っていたのかもしれません。
校正者って何する人?校閲との違いは?
ここまで「校正者」と何度も書いてきましたが、
「そもそも校正って何をする仕事?」
と思った方もいるのではないでしょうか。
私自身、「文章の間違いを直す仕事」というイメージはあったものの、「校閲」との違いまではよく分かっていませんでした。
一般的に、校正は誤字・脱字や表記など文章上の間違いを確認する作業。
一方の校閲は、文章に書かれている内容や事実関係に間違いがないか、矛盾がないかなどを確認する作業とされています。
たとえば、
「牟田都個さん」と書かれていた
→「都子」の間違いでは?と確認するのが校正
「2026年9月15日(火)」と書かれていた
→本当に9月15日は火曜日?と確認するのが校閲
と考えると、違いが分かりやすいですね。
ただし、実際の現場では校正と校閲が完全に分かれているわけではありません。
牟田さん自身も、誤字脱字などの確認だけでなく事実関係のチェックなども含めて、広く「校正」と呼んでいます。
牟田都子の校正は「ダメ出し」ではない
両親も夫も校正者と聞くと、
「家族全員、間違いにはものすごく厳しそう!」
なんてイメージを持ってしまいます(笑)。
しかし牟田さんの校正に対する考え方を知ると、単に「間違いを見つけて指摘する仕事」とは少し違うことが分かります。
校正では赤ペンではなく鉛筆を使い、「これは間違っています」と一方的に直すのではなく、著者や編集者に対して「おたずねする」という姿勢を大切にしているそうです。
文章を書いたのはあくまで著者。
校正者は著者の文章を自分好みに書き換えるのではなく、「ここは本当にこれで合っていますか?」と確認しながら、より正確に読者へ届けるために支える存在なんですね。
経験を積んだ現在でも、「間違いが残っていないか」という不安がなくなるわけではないという牟田さん。
間違いを探すだけではなく、文章を書いた人と読む人の間をつなぐ。
校正は、想像していた以上に奥の深い仕事なのかもしれません。
牟田都子は200冊以上を担当!自身も著書を出版

牟田都子さんは、これまでに200冊以上の書籍の校正を担当しています。
また、校正者として仕事をするだけでなく、自身も本を出版しています。
代表的な著書には、
- 『文にあたる』
- 『校正・校閲11の現場』
- 編著『贈り物の本』
などがあります。
特に『文にあたる』では、校正という仕事を通して文章や本と向き合ってきた牟田さんならではの視点が綴られています。
NHK Eテレ『心おどる あの人の本棚』では、そんな牟田さんがどのような本を読み、どのような本を大切にしてきたのかにも注目です。
校正者として200冊以上の本に関わってきた牟田さんの本棚には、どんな本が並んでいるのでしょうか。
まとめ
今回は、NHK Eテレ『心おどる あの人の本棚』に出演する校正者・牟田都子さんについて調べてみました。
牟田都子さんの読み方は「むた・さとこ」。
大学卒業後は図書館員として働き、20代後半で退職。
もともとは「親と同じ仕事には就きたくない」と考えていたものの、30歳を目前に父親のすすめをきっかけに校正の世界へ入りました。
その後、講談社の校閲部で約10年間経験を積み、2018年からフリーランスの校正者として活動しています。
そして驚いたのが、父親・母親だけでなく夫も校正者だということ。
まさに「校正一家」といえそうですね。
今回調べてみて、校正は単に誤字や脱字を見つけるだけではなく、著者の文章を尊重しながら、正確な形で読者へ届けるための仕事であることも分かりました。
『心おどる あの人の本棚』では、校正者として長年本と向き合ってきた牟田都子さんの本棚から、どんなエピソードが飛び出すのか楽しみですね。


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