藤垣裕子の意外な経歴がすごい!競技ダンスやフレディ・マーキュリーを語る素顔も

人物
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東京大学の次期総長予定者に選ばれた藤垣裕子(ふじがき・ゆうこ)さん。

2027年4月に第32代総長へ就任する予定で、実現すれば東京大学で初めての女性総長となります。

「東大初の女性総長」と聞くと、なんとなく堅い研究者を想像してしまいますよね。

ところが藤垣さんについて調べてみると、

高校では物理部の部長!

東大時代は競技ダンス部!

さらに、あのQueenのボーカル、フレディ・マーキュリーについて熱く考察したことも!

趣味は「ネコとのんびりすること」で、貴重な休暇には漫画を24巻読破したという、意外と親しみやすい一面もありました。

一体どんな方なのでしょうか。

今回は、藤垣裕子さんのこれまでの経歴とともに、過去のインタビューなどから見えてきた意外な素顔について調べてみました!

藤垣裕子の意外な経歴がすごい!

まずは、藤垣裕子さんが現在の研究分野に進むまでの経歴を見てみましょう。

高校では物理部部長!湯川秀樹に憧れ物理学者を目指す

藤垣裕子さんは1962年生まれ。

中学生のころに『科学史物語』を読んだことをきっかけに物理に興味を持ち、高校では物理部の部長を務めていました。

当時憧れていたのが、日本人初のノーベル賞受賞者として知られる物理学者・湯川秀樹さん。

藤垣さん自身も物理学者を目指し、東京大学理科一類へ進学しています。

現在の専門は「科学技術社会論」や「科学計量学」ということで、

最初から現在の研究分野を目指していたのかと思いきや、もともとは物理学者になりたかったんですね!

女子校から東大へ!今度は「女性が少なすぎた」

藤垣さんは女子校の出身。

東大を目指した理由について、過去のインタビューでは、物理を学びたいという思いに加えて、女性ばかりの環境から出てみたいという気持ちもあったことを明かしています。

ところが、実際に東大理科一類へ入ってみると、今度は女性があまりにも少なかったのだとか。

当時は1クラスに女子学生が0人、または2人程度という環境だったそうです。

女子校から一転、ほとんど男性ばかりの環境へ。

藤垣さんにとっても、かなり大きな変化だったのではないでしょうか。

物理学から「科学と社会」を研究する道へ

物理学者を目指して東大へ進んだ藤垣さんですが、大学では公害問題などについて考える読書会にも参加。

その中で、

「科学者の社会的責任とは何か」

ということに関心を持つようになります。

そして次第に、物理そのものを研究する道から、科学と社会との関係を研究する科学技術社会論(STS)の道へ進んでいきました。

当時の日本では、科学技術社会論はまだ現在ほど確立された研究分野ではなかったそうです。

物理学者を目指していた高校生が、大学でさまざまな人や考え方に出会い、自分の研究したいテーマを見つけていったんですね。

藤垣裕子は東大で競技ダンス部だった!

藤垣裕子さんの学生時代を調べていて、かなり意外だったのが競技ダンスです。

現在の姿からはなかなか想像できませんが、藤垣さんは東京大学在学中、競技ダンス部に所属していました。

大学3年生から競技ダンスを始める

しかも、入学直後からダンス一筋だったわけではありません。

藤垣さんが競技ダンス部に入ったのは、大学3年生のとき。

大学に入ったころは運動にそれほど興味がなかったそうですが、3年生になってから競技ダンスを始めています。

競技ダンスとは、いわゆる社交ダンスを競技として行うもの。

当時の東大競技ダンス部は六大学の大会で優勝することも多かったそうで、本格的に活動していたことがうかがえます。

他大学の学生との交流も楽しかった

藤垣さんは、競技ダンス部で他大学の女子学生たちと交流できたことも楽しかったと振り返っています。

理科一類では女性が非常に少なかっただけに、競技ダンス部での出会いは大学生活の中でも新鮮だったのかもしれませんね。

高校では物理部部長。

大学では競技ダンス部。

この時点ですでに、現在の「東大次期総長」という肩書きから想像する姿とは少し違って見えてきます。

藤垣裕子はフレディ・マーキュリーの「伝える力」に注目!

そして、藤垣裕子さんについて調べていてもう一つ驚いたのが、フレディ・マーキュリーの存在です。

フレディ・マーキュリーは、世界的ロックバンド「Queen」のボーカルとして知られる人物。

藤垣さんは2019年、東京大学の学内広報に、

「インタープリターとしてのフレディ・マーキュリー」

という文章を寄せています。

東大教授とフレディ・マーキュリー。

一見すると、なかなか結びつかない組み合わせですよね!

Queenの曲を聴き比べてフレディを分析

藤垣さんは文章の中で、Queenの楽曲「Headlong」についても触れています。

同じ曲でも、ブライアン・メイが歌った場合とフレディ・マーキュリーが歌った場合では、聞き手への伝わり方が違うことに注目。

フレディの歌唱やパフォーマンスについて、単に「歌がうまい」「かっこいい」という視点ではなく、人に何かを伝える「インタープリター」としての力から考察しているのです。

さすが研究者。

Queenを聴いていても、着目するところが違います!

科学者のプレゼンや大学の授業にも応用?

さらに藤垣さんは、1985年に開催された「Live Aid」で、フレディ・マーキュリーが大勢の観客を引き込んだパフォーマンスにも注目しています。

そして、その「伝える力」を、

科学者のプレゼンテーションや大学の授業にも生かせないか

と考察しています。

フレディ・マーキュリーから大学の授業へ。

まさかそんなところにつながるとは思いませんでした!

藤垣さんは科学と社会の関係やコミュニケーションについて研究してきた方。

音楽やライブを見ていても「人にどう伝わるのか」という部分に目が向くのかもしれませんね。

なお、この文章だけで藤垣さんが「Queenの大ファン」とまでは断定できません。

ただ、楽曲を聴き比べ、ライブでの伝え方まで考察していることからも、フレディ・マーキュリーにかなり注目していたことは分かります。

藤垣裕子の素顔は?猫や漫画が好きな一面も

研究者としての経歴だけを見ると少し難しそうに感じる藤垣裕子さんですが、過去の文章やプロフィールを見ていくと、親しみやすい一面も見つかりました。

趣味は「ネコとのんびりすること」

東京大学の公式プロフィールで紹介されていた藤垣さんの趣味は、

「ネコとのんびりすること」

です。

競技ダンス、フレディ・マーキュリーときて、今度はネコ!

研究や大学運営など忙しい毎日を過ごす中、ネコとのんびりする時間がリラックスタイムなのかもしれませんね。

9か月ぶりの休暇で漫画24巻を読破!

さらに、藤垣さん自身が書いた文章には、漫画を読んで過ごした休日のエピソードも登場します。

多忙な日々が続いていた藤垣さんは、約9か月ぶりに休暇を取り、北海道にある友人の家を訪れたそうです。

そこで読んだのが、友人宅にあった漫画。

なんと、全24巻を読破!

残念ながら漫画のタイトルまでは明かされていませんが、その作品には聖職者と警察官が登場。

聖職者が警察官に対して、

「警察官は疑うのが仕事、聖職者は信じるのが仕事」

という趣旨の言葉を語る場面があったそうです。

その言葉を読んだ藤垣さんは、

「では、科学者は疑うのが仕事なのか、信じるのが仕事なのか?」

と考え始めます。

漫画を24巻読破したと思ったら、そこから科学者のあり方について考察が始まるとは……!

やはり研究者ならではの視点なのかもしれませんね。

ちゃぼこ
ちゃぼこ

藤垣さん、漫画も読むんですね!なんだか一気に親近感がわきました(笑)。

それにしても、聖職者と警察官が登場する全24巻の漫画……どんな作品なのか気になる~!

東京六大学野球では始球式も経験

さらに藤垣さんは、東京大学の理事・副学長を務めていた2022年、東京六大学野球の始球式も経験しています。

後に理事・副学長としての5年間を振り返った際には、この始球式も「忘れがたい思い出」の一つとして挙げていました。

高校時代の物理部から始まり、競技ダンス、フレディ・マーキュリー、ネコ、漫画、そして始球式。

調べれば調べるほど、さまざまな顔を持っている方だということが分かりますね。

藤垣裕子は2027年から東大初の女性総長へ

藤垣裕子さんは2026年9月28日、東京大学の次期総長予定者に選出されました。

任期は2027年4月1日から2033年3月31日までの6年間で、第32代総長に就任する予定です。

女性が東京大学の総長となるのは、これが初めてです。

物理学者を目指して東大へ進み、科学と社会の関係に関心を持ったことから研究の方向を変え、長年研究者として歩んできた藤垣さん。

一方で学生時代には競技ダンスを楽しみ、フレディ・マーキュリーの「伝える力」を考察したり、ネコとのんびり過ごしたり、休暇には漫画24巻を読破したりと、意外な一面もたくさんありました。

「東大初の女性総長」と聞くと少し遠い存在に感じますが、こうしたエピソードを知ると、藤垣裕子さんがどんな人物なのか少し身近に感じられる気がします。

2027年4月から、どのような総長として東京大学を率いていくのか。

今後の藤垣裕子さんにも注目していきたいと思います。

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