スポーツクライマーの楢崎智亜(ならさき ともあ)選手。
弟である楢崎明智(ならさき めいち)選手も同じスポーツクライマー選手として活躍しています。
しかし二人の身長差は15㎝以上あります。
プレースタイルの違いや、クライミングにはどちらが有利であるのか・・・
まとめてみました!
楢崎兄弟のプロフィール
| 名前 | 楢崎智亜(ならさきともあ) | 楢崎明智(ならさきめいち) |
| 生年月日 | 1996年6月22日 | 1999年5月13日 |
| 身長 | 170㎝ | 186㎝ |
| 体重 | 60㎏ | 65㎏ |
| 体脂肪率 | 2~4% | 不明 |
| 配偶者 | 野口啓代(のぐちあきよ) | なし |
身長差は15㎝以上ありますが、体重はそこまで大きく変わりません。
やはり体重が影響するスポーツだと思いますので、かなり絞っているのでしょう。
体脂肪率もすごいですよね!
明智選手の体脂肪率ははっきりとした情報はないのですが、一般的に男子トップクライマーの体脂肪率は極限まで絞り込まれた6〜10%程度とされているので、おそらくその辺りの数値だと思われます。
兄弟のプレースタイルの違い
楢崎智亜選手と楢崎明智選手は兄弟ですが、クライミングのスタイルはかなり違います。
大きく言うと、
- 智亜選手=「爆発力・ダイナミック系」
- 明智選手=「リーチ・安定感系」
という違いがあります。
楢崎智亜のスタイル
兄・智亜選手は「ニンジャ」「フィジカルモンスター」と呼ばれるほど、瞬発力と身体能力が特徴です。
特に有名なのが、
- ランジ(飛びつき)
- ダイナミックムーブ
- 一撃で課題を解く“ひらめき”
です。
身長はそこまで高くないですが、そのぶん「飛んで届かせる」スタイルを極めています。
海外選手も驚くような、空中でのバランス感覚や柔軟性が強みです。
ボルダーでは、
「え、そこから届くの!?」
みたいな派手なムーブが多く、観客映えするタイプです。
楢崎明智のスタイル
一方の弟の明智選手は、186cmの長身と長いリーチが最大の武器です。
智亜選手が“飛ぶ”タイプなのに対して、明智選手は
- 長い手足で保持する
- 遠いホールドを静かに取る
- 大きなムーブを安定してこなす
という登り方が多いです。
本人も、
「兄はダイナミック、自分はリーチを生かす」
という違いを語っています。
また、明智選手は近年かなりフィジカルも強化されていて、以前よりパワフルな登りも増えていますが、基本は“長身を生かした効率型”です。
競技で見るとこんな違い
| 選手 | 特徴 |
|---|---|
| 楢崎智亜 | 爆発力、発想力、ダイナミックな飛び系ムーブ |
| 楢崎明智 | 長いリーチ、安定感、保持力を生かす登り |
だから同じ課題でも、
- 智亜 → 「飛んで解決」
- 明智 → 「長さで処理」
みたいに攻略法が全然違うことがあります。
兄弟なのに体格もスタイルもかなり対照的なので、そこが楢崎兄弟のおもしろさの一つです。
クライミングに有利なのはどっち?
スポーツクライミングでは、「高身長が絶対有利」「低身長が不利」とは言い切れません。
種目や課題によって、有利不利がかなり変わります。
ざっくりいうと、
- 高身長 → リーチを活かせる課題で有利
- 低身長 → 身体の軽さ・小回り・保持力で有利
という傾向があります。
高身長クライマーの強み
1. リーチが長い
遠いホールドを取りやすく、
他の選手が「ランジ(飛びつき)」する場面でも静かに届くことがあります。
特に:
- リード
- 大きなムーブのあるボルダー
- コーディネーション課題
では強みになりやすいです。
代表例だと、チェコ出身のアダム・オンドラ選手のような長身選手は、独特のリーチを武器にしています。

アダム・オンドラ選手は身長185㎝、体重68㎏と明智選手と似た体型だね!
2. 壁をまたぎやすい
足を遠くに置けるので、窮屈な体勢を回避できることがあります。
低身長クライマーの強み
1. 体重が軽い
指や前腕への負荷が小さくなりやすく、保持系で有利になることがあります。
2. 重心コントロールがしやすい
身体をコンパクトにまとめやすく、
- バランス課題
- 狭い箱
- 圧縮系(コンプレッション)
などで強みが出ます。
3. 瞬発力が高い選手が多い
低身長選手は筋力重量比が高くなりやすく、ダイノが強いケースがあります。

ダイノは壁から身体を浮かせて、ジャンプしてホールドを取りに行くムーブのことだよ。
日本でダイノが上手いのは楢崎智亜選手だね!
日本だと、楢﨑智亜選手以外にも野中生萌選手は162㎝と比較的小柄ですが、世界トップレベルです。
実際の競技では「課題セット」が重要
近年の国際大会では、
- 高身長だけが有利
- 低身長だけが有利
にならないように、セッターがかなり調整しています。
ただしSNSなどでは、
- 「この課題は低身長きつい」
- 「リーチゲー」
- 「小柄選手かわいそう」
みたいな議論は毎大会起こります。
種目別で見ると
| 種目 | 有利になりやすい体格 |
|---|---|
| リード | やや高身長有利 |
| ボルダー | 課題次第 |
| スピード | 中間〜やや小柄が多い |
特にボルダーは「どんな課題か」で本当に変わります。
結論
トップレベルでは、
- 身長そのもの
より - 「その身長をどう使うか」
- 柔軟性
- 体幹
- 指力
- ムーブの発想
のほうが重要です。
実際、世界トップには高身長も低身長も両方います。
まとめ

クライミングは種目によっても、また課題によっても身長の高さが有利・不利かは言い切れないことが分かりました。
確かにバレーやバスケのように高身長はネット上やゴール前が有利、低身長はレシーブやドリブルが有利と得手不得手があっても、団体競技なのでお互いカバーし合えます。
しかしクライミングは1人で戦いに挑まなければいけません。
だから国際大会では身長差で有利・不利が出ないようにかなり調整されているんですね!
現在の日本のスポーツクライミング界は、楢﨑兄弟をはじめ世界トップクラスの選手がかなり多いので、これからの活躍が楽しみですね!

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